RiceRankとは
ライスのランクである。
それ以上でも、それ以下でもない。
コスパはライスの量と価格で判断し、あくまでも私の主観で表記しています。
RiceRankには以下の10段階があります。
RankS Excellent!!! 味、量、価格ともに素晴らしいお店。ライス食べ放題の店はたいていこれw
RankA Delicious!! 量、質ともに素晴らしいお店。ライス食べ放題だけど、ちょくちょく通うには高いお店。
RankB+ Buono! 量が素晴らしいお店。味や価格に残念な店がある。ベチャベチャライスとか。固いのは問題なし。
RankB Better ライスおかわり1回可の店。通う価値あり。
RankB- Good どんぶりライスのお店。メニューにお気に入りがあれば通う。
RankC+ Nice お茶碗だけど盛りがよい店。
RankC ふつうのお店
RankC- 半ライスしか無い店
RankD ライスがメニューに無い店(もちろん、このブログに書きません。)
RankE そもそも紹介しない店(ブログに書きません。)
上記は、今思いついたものをつらつらと綴っているものなので、恣意的なランクupも考えられます。参考までに。
夢我夢中(ムガムチュウ:Mugamuchu-:小諸市御影新田)
ライス 190円(税込み209円)RiceRank B
小諸市街地から郊外のロードサイド店舗「繁心」跡地へ移転してきてから、大人気の行列店となった夢我夢中。
移転前より、ライスの盛りは明らかに改善。(税別になったのでちょっと計算が面倒だけど。)
行列店になったのは、もちろんライスの量が改善したからではなく、元から県内トップクラスの美味しい二郎系だったことに加え、分厚くなったチャーシューや、駐車場の改善、佐久市寄りのロケーションになど、複合的な要因が大きい感じがする。(その辺は同人誌「あの豚で待ってる」(にょろ氏が執筆し、okmt会がコミケ限定で発行)に詳しい。)
そんな、夢我夢中の竹内社長が満を持して放った新メニュー「豚JUNK:ブタジャンク:Buta JUNK」がすばらしい。
オーションと言う小麦粉で作られた、非常に堅くて太い麺を、濃厚でドロドロなトンコツスープ(ポタージュのようなドロドロ感)で食べる。
豚JUNK「野菜少な目」 830円(税込み913円)
これがまた旨いのだ。太麺、麺固めが好きな人が行き着く、現時点での終着駅のような気がする。
個人的には「野菜少な目」オーダーをしている。天地返しをしたときに、モヤシの水分が濃厚なスープに混ざるとスープの塩分濃度が落ちて、ライスに合わなくなってしまうからだ。
豚JUNK「野菜少な目」天地返し後の写真。天地返しはスープ少な目なのでやりやすい。
しかし、改装前の「繁心」で出していた博多長浜豚骨がメニュー落ちして長い。
辛子高菜+豚骨+細麺+ライスは、とても素晴らしい。
実は、12月8日(日曜日)に開催されたヘルシーテラス佐久平のイベントで臨時復活していた。
お店は相変わらず大人気で、人手不足&メニュー増は困難かと思うけど、いつか復活を待っています。
来来亭(ライライテイ:RAIRAITEI:上田市)
「ライス大」(270円 税込み)RiceRank B-
ライスのおいしいラーメンは数あれど、標準の、、、というか定番の醤油ラーメンが美味しすぎて、他のメニューを頼まずにラーメンとライスしか頼んでいないお店はここだけではないだろうか。
普通にチェーン店の来来亭である。
ちょっと癖のある醤油タレが、本当に病みつきになるのだ。
ラーメン「細麺、味濃いめ、脂普通、ネギ多め。」(700円 税込み)
このオーダーを何回告げただろうか。
チャーシュー麺にする必要は全くない。こだわりオーダーのラーメンに、ライス(大)を追加するだけでいい。
定食屋のライス大は200円前後が相場だが、ここはラーメン居酒屋という定義なので、270円でも問題ない。店員により、多少量が増減するが、来来亭のライスは、Aランクの盛りつけだ。
確かに、ラーメンライスで970円はそれなりにいい値段だ。しかし、来来亭のラーメンは旨いのだ。ラーメン単品ではちょっと癖が強すぎるかもしれない。私はラーメン単品で耐えられる自信がない。
幸楽苑の中華そばでは、弱すぎるのだ。(餃子は強力だが。)
ということで、ラーメンライスを求め、私は車を25キロ走らせて二つ隣の市へ向かう。
カレーライス
ナンでもチャパティでもない。
カレーにはライス。
そう、米である。
インドの料理はざっくり南北に分けられるそうでです。
https://blogs.yahoo.co.jp/noble_curry/32308368.html
地図まで出ていてとてもわかりやすいブログです。
で、ざっくり言うと
・インドの北の方では「ナン」「チャパティ」が主流
・インドの南の方では「ライス」が主流
そう、南インドの人たちはよくわかっているなぁ。
(乾燥した北インドは小麦の栽培に適しており、ナンが主食で、雨が多く水が豊富な南インドは米の栽培に適しているのが本当の理由である。)
そんなカレーがイギリス経由で日本に入ってくる際に、色々と変化して日本風のライスに合うカレーになったわけですが、皆さんはどんなカレーが好きですか。
・サラサラスパイシーな南インド風カレー
・札幌でおなじみスープカレー
・ちょっと高級ビーフカレー
・家庭の定番ポークカレー
・お手軽定番チキンカレー
・専門店の味マトン(ラム)カレー
カレーといっても
・大きな具がごろごろのカレー
・具だくさんのカレー
・夏野菜カレー
・ドライカレー
・挽き肉たっぷりキーマカレー
などなど、色々なカレーがあって、それぞれの特徴が楽しめるのですが、私個人的に一番好きなのがキーマカレー。ご飯にもっとも合うと思っています。
スープカレーやサラサラでスパイシーなカレーに長粒種のコメ(いわゆるタイ米など)もいいのですが、ここはジャポニカ種でキーマカレーでしょう。
しかし、手間がかかるのかキーマカレーを出しているお店って少なくないですか?
と、いつも残念に思っていたのですが、なんと地元で人気の居酒屋のランチメニューにキーマカレーがオンリストしました!
山野草
〒384-0031 長野県小諸市大手2丁目1−15
0267-24-1288
https://maps.app.goo.gl/MkLFYkZLeAhTrq7i9
地元でも一番人気の居酒屋さんです。
なんせ、ここのキーマカレーは挽き肉がたっぷり。某カレー屋さんで、美味しかったけどちょっと残念なキーマカレーを食べることが何度か合ったので、ここのは本当に挽き肉たっぷり。
ご飯は「大」で、それに合わせてカレーも増えていますw
これ、本当に美味しいので、是非とも月曜日など週の早い日程で行ってみてください。
お腹いっぱいになること請け合いです。
なお、山野草のランチは月曜日から木曜日までの平日限定ですが、ライスは同一価格で「大・中・小」が選べますし、一番リーズナブルな唐揚げ定食はどちらかというと「山賊焼き定食」(長野県塩尻市や松本市周辺で有名なメニューです。)の趣がありますが、とてもボリュームがあって680円ととても、とってもお得なランチとなっているのでお勧めしておきます。
ああ、腹減った。ご飯食べたい。
野沢菜の季節
野沢菜の季節が再びやってきて、このblogを放置していたことを思い出す。
右は野沢菜の切り漬け。細かく切り、醤油系で味を付けるため比較的半期間で青菜の風味満載の野沢菜がいただけます。
左は野沢菜の蕪漬け。といっても、来れも蕪を洗って乱切りにしてから、塩で漬け込んだだけなので、拵えるのに時間はかかっていますが、漬けてからは一日で食べられるようになります。
野沢菜の季節が始まると、白米が足りません。
新米もおいしい季節だし、冬に向かって脂肪を蓄えるために、炭水化物をどんどん貯め込まなくては行けませんし。(熊じゃありませんがw)
ということで、土曜日に漬けた野沢菜が日曜日の夕方には浅漬けになり、我が家の食卓に上がりました。
仕事もとりあえず終わったので、帰宅して野沢菜でご飯を食べるのが待ち遠しい。
そんなわけで、そろそろ失礼いたします。
海苔の佃煮とバター(或いはマーガリンやオリーブオイルも可)
温かいご飯に、桃屋の「ごはんですよ」や「江戸むらさき」やブンセンの「アラ!」などは定番の食べ方であるが、ここにひとつトッピングを提案したい。
タイトルにも書いてあるのでネタバレ済みだか、バター(有塩でも無塩でも)を海苔の佃煮とともにアツアツごはんにトッピングして、その熱で溶けたバターと海苔の佃煮を食べてほしいのだ。
海苔の佃煮の甘さと旨み、塩味にバター味が加わるとえもいわれぬハーモニーが生まれ、あっという間にごはんは胃袋に収まってしまうのだ。
醤油バターや塩胡椒バタートッピングのごはんも悪くはない。
TKG (後年このブログを読んで、意味不明だと困るので解説するが、平成の後半に卵かけご飯をTKG(ティーケージー)と表記したり呼んだりした歴史がある。)も美味しいが、やはり、ここは、何というかチャレンジメニューとして、海苔の佃煮+バターを試してほしい。
塩気の強いものより、市販の少し甘味を感じるタイプの方がより逸般人^h^h^h一般の人には美味しいと感じると思うので、おすすめしたい。
なお、マーガリンやオリーブオイル(エクストラバージンなどの高級なやつ)も海苔の佃煮と会うため、食べ方は皆さんで色々と試してほしいが、ここはそれぞれ好みがあるので、皆さんからの報告を待ちたい。
ちなみに、マーガリンはマーガリンが苦手で無ければ全くもってバター互換なのでおすすめする。青臭い、めちゃ高いオリーブオイルもなかなかだが、バターを超える味には仕上がらないかな。
カマンベールなどの柔らかい溶けるチーズも悪くはないが、私の中でバターを超えるまでの評価に至っていない。写真は近々載せます。
ポテトチップスの醤油バター味が大好きな私だが、カルビーや湖池屋には、海苔の佃煮×バター味を出してほしいと、切に願っている。
次回はスパイスとライスについて書きたい。
野沢菜
野沢菜は旨い。
漬けたての青々した「草を食べてる」感のある時期も美味だ。
漬けてから5日から1週間程度で、上質な野沢菜は粘り気が出てくる。このころが私は最も美味しいと思う。この旨さは、約一ヶ月程度続き、私はごはんのおかわりを欠かさなくなる。
漬けてから一ヶ月過ぎた当たりから、野沢菜の粘り気は完全に消え、青臭さも無くなり、お店で売っているような「漬け物」になる。この頃になると、野沢菜の葉の部分で、米を海苔巻き状に巻いて食べるのが、米と塩気のバランスがベストとなる。また、この頃は細かく刻んでご飯に合えても美味しい。この状態は、一月の末まで続く。
更に2月に入ると野沢菜は緑色から少し黄色みがかかってくる。古漬けへの序章である。塩気の角が取れ、我が家では鷹の爪を少し入れて着けるのだが、その鷹の爪の辛さと共に、何とも言えないコクが出てくるのだ。そして、2月も下旬になると、ほんの少しだけ、味の奥に乳酸発酵の酸味が感じられるようになる。
3月になると信州の寒さも一段落し、野沢菜は黄色みが更に強くなり、古漬けへの序章である、べっ甲色を帯びてくる。と同時に乳酸発酵が進み始め、酸味が表に出てくる。これが早い年もあれば遅い年もある。この辺は、時の運。この頃の野沢菜は、初冬から食べ続けてきているため、既に長く歩んできた友人のような存在になる。旨いのだ。そして、他の料理にも馴染むようになる。
4月に入ると野沢菜は完全に熟成期に入る。酸味が完全に立ってきて、ごはんのおかずには、少しだけ向かなくなるが、野沢菜を細かく刻んで人参と鰹節とごま油、少しの砂糖で炒めるとこれまた美味な逸品となる。同様に炒飯に入れても、キムチの素と合えても、素晴らしく合うのです。
5月に入ると完全に酸っぱい野沢菜漬けになる。この頃になると、そのまま食べるのは困難になる。木曽地方のすんき漬などは、酸味を楽しむものだから、オッケーでしょうが、野沢菜はちょっとね。なので、漬物樽から取り出して、水で洗い、味の素と鰹節を振りかけて、場合によっては醤油をかけたりして食べます。一時期より、醤油をかけるお宅は減りましたが、昔はアホかという程かけてる家もありました。
そして、この頃になると、野沢菜シーズンも終わり、我が家では最後の一株を刻んで冷凍しておいて、チャーハンや野沢菜炒めを作るのに使ったりします。
そうそう、野沢菜は蕪系の植物なので、葉っぱの下には結構な大きさの蕪が付いています。
この蕪が旨いのです。
個人的には、千枚突きで細かく刻み、油味噌炒めにして食べたり、信州名物の「おやき」の具にしたり、にらせんべいという、信州版「お好み焼き」の具にしたり。普段は捨てられて畑にすき込まれでしまう存在ですが、もったいないなぁ。
そんな、野沢菜と炊きたてのご飯が、私の中では「最後の晩餐」です。